コンチネンタル航空CO8、成田16時35分発、約12時間のフライト。
現地時間5月30日16時30分、ニューヨーク州の隣のニュージャージ州にあるニューアーク・リバティ空港に到着。マンハッタンから南西約25kmに位置し、コンチネンタルは直行便を乗り入れている。
ニューヨークにはジョン・F ・ケネディ国際空港とマンハッタンから比較的近いラガーディア空港の3つの空港が機能している。JFK は国際線が発着する大空港で日本から発着する国際線はほとんどこの空港に到着する。ラガーディアはアメリカ国内便、カナダからの便が多い。
空港には私達2人が6日間お世話になるアパートの管理人のEさんとタクシーの黒人運転手さんが出迎えてくださった。右も左も分からない私達2人連れには宿舎まで約1時間、$80のタクシー代は高くはない。ニュージャージ州では建物も低く、アメリカに来た!という実感は今ひとつであったがニューヨークの街に入ると建物は高く、ゴミが目につき、なんだか雑然とした感じである。
イーストリバーを挟んでマンハッタンの対岸にブルックリンはある。私達の宿泊する日本人留学生用の宿舎LSがあるこの街には多くの黒人が居住する。
2005年から2007年の国際調査によると約90万人が居住しているという。これはニューヨーク市の全黒人人口の40%を抱えていることになる。〔Wikipedia参照〕
マンハッタン橋を通り、宿舎へと向かう大きな通りの両側には並木道があり、19世紀に建てられたレンガ造りのメゾネット式のアパートが立ち並ぶ。それそれの家には地下室があり、間口は2軒ほどであろうか。門扉はしゃれた鉄製である。外観は同じようなアパートではあるが富裕層の住む居住区と黒人の多い居住区は道を挟んで分かれている。富裕層の住むブロックは家の前に花や植物を置き、一見生活にゆとりがある、と感じたが、私達の宿舎辺りでは道行く人はほとんどが黒人で、ものを食べながら歩くのでゴミはポイ捨てである。
驚くほど太っている黒人女性を多く見かけた。食べることに精力を注いでいる、といった感じである。
教育された人たちは食生活に注意を払うが、教育されていない人たちは手っ取り早く、安価に栄養を補うことの出来るジャンクフード、ファーストフードを食べる傾向にある、といわれているがそれを実感する。
いづれの家も駐車場を見かけず、道路両端には公然と不法駐車の列である。ニューヨーク市内でも不法駐車の列をよくみかけた。
2010年04月30日
2010年04月01日
ゲン反核の旅 ―ニューヨーク編―
ゲン反核の旅 ―ニューヨーク編―
目的
・NPT再検討会議に呼応して行われる日本被団協主催の原爆展でのゲンの展示
・『はだしのゲン』のDVD を学校で上映すること
・平和行進に参加し、ゲンをアピールすること
滞在期間
2010年4月30日 ~5月6日〔現地時間〕 6泊7日
滞在地
ニューヨーク州 ブルックリン
参加者
浅妻南海江(プロジェクト・ゲン 代表)
坂東弘美(はだしのゲン 中国語翻訳者)